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Q. いつの時期に行われているものですか?

A.
妊娠28週頃~36週までに個別指導を行っています。
・乳房のチェック
・妊娠中のおっぱいのお手入れについて
・産後の乳房ケア(自分でできるマッサージ法)
・赤ちゃんの抱き方・吸わせ方について
・母乳育児中の乳房のトラブルとその対処法について
などを約2時間で説明いたします。
また乳頭の形が陥没しているような方へは、医師の許可を得て、妊娠中期から特別な妊娠中のケアについてご説明いたします。
予約制となっておりますので、お気軽にご連絡ください。

Q. 断乳処理をきちんとしないとどうなるのですか?

A.
乳腺の中に乳汁がたくさん残った状態にしておくと、吸収しきれなかった分がおっぱい内で固まってしこりとなり、乳腺自体も硬いまま萎縮するために痛みや違和感をともないます。
また、搾ってみると母乳がまだ出てくるということもあります。断乳処理を怠ると、次の出産の時、乳腺が硬くなりつまりやすい、母乳の出が悪くなる、ということが起こる場合があります。断乳後、しばらくしてからしこりに気づき、搾りだそうとしても乳口が閉じてしまっていて乳汁が出せないこともあります。適切な時期にしっかりと処理をしておいた方がいいでしょう。
早期乳癌が発見される事もありますので、是非断乳マッサージをお受け下さい。

Q. どのような方法で断乳するのでしょうか?

A.
方法としては断乳を決めた日の朝はしっかり吸ってもらい、後は張ってつらくなった時に手で搾って、その後はタオルで必ず冷やす(皮膚の表面が冷たくなったらタオルを外す)というのを繰り返しながら、少しずつ機能をおとしていきます。まったく搾らないでいると乳腺炎を引き起こすこともあるので、少し楽になる程度に搾って、その後は冷やすことが大切です。
また、張りのピークは断乳してから2日目くらいです。3日目を過ぎたころから、張りはあってもだんだんと痛みが少なくなり楽になってきます。
断乳してから1週間から10日後、1ヵ月後と断乳処理を行い(乳汁の量が多ければ2週間間隔で来院)しこりを残さず、乳腺が萎縮するようにしていきます。
授乳回数が1回/1日以上の方は対処方法が違いますので注意してください。

Q. 断乳するのはいつごろがいいですか?

A.
一般的には離乳食がきちんと食べられるようになった頃というのが一つの目安です。
およそ1歳から1歳半ごろです。
しかし、個人差はありますのでお母さんと赤ちゃんにとって一番良い時期を選んで、計画を立ててやめられることをお勧めします。
当院では断乳相談として断乳の時期や方法について詳しくご説明いたします。

Q. 断乳と卒乳のちがいはなんですか?

A.
お母さんが子どもの年齢や離乳食の進み具合、授乳の状況から時期を判断するのが「断乳」であるのに対し、子どもに任せ自然に乳離れさせることが「卒乳」です。どちらも時期は個人差があります。

Q. 他の助産師さんが行うマッサージとどのような違いがありますか?

A.
堤式乳房マッサージは『痛くない』マッサージが特徴です。
私自身産婦人科や地域で約20年勤務しておりましたが、乳房管理においては悩むことが多く、納得した答えが得られないまま仕事をしておりました。また学校で習った知識、産院で働いた経験をもってしても乳房マッサージ技術や乳房トラブルへの対処は残念ながら不十分なことが多いのです。
しかし私は、堤式乳房マッサージ法研究所で1年間研修いたしました。
時間をかけた丁寧な問診でトラブルの原因追求をし、お母さんの意向に沿った無理のない母乳育児支援を考え、その後の対処方法・管理方法までお伝えする乳房管理技術。それが堤式乳房マッサージ法であり、あかりの家助産院のマッサージの特徴です。

Q. マッサージにはどれくらいの時間がかかりますか?

A.
トラブルの相談内容によっても異なりますが、初めて来院していただいた方は、1時間半程度かかります。それは、トラブルの経過や原因、お母さんの意向や方針などを細かく問診し、マッサージを行い、その後の指導をさせていただくためです。
再来院の場合では、状況によっても異なりますがおひとり約1時間です。

Q. 予約ではどういったことを聞かれますか?

A.
ご予約の際には、
・お名前
・お住まい
・出産場所
・お電話番号
・ご希望の来院日時
・出産日、お子さんの月齢
・ご相談内容、現在の症状
などをお伺いさせていただきます
妊娠中、授乳中であればどんなご相談でも構いませんので、お気軽にお電話ください。